国の統計では年間10万人以上の介護離職、4-500万人以上が親等の介護をしながら仕事をしていると言われています。
国はこれらの対策として育児・介護休業法の整備や改正を行い、介護休業や介護休暇を取得しやすくしています。
しかし、本当に従業員が休みやすくなることで介護離職を防ぐことはできるでしょうか。
ケアマネジャーとして多くのご利用者様やその家族と関わる中で、介護が必要となった時の混乱を多くの家族が語ってくれました。
私が国が行なっている制度や政策は結局は従業員任せであり、効果が十分ではない。
ケアマネジャーとしてご利用者様や家族にもっと早い時期から支援をすることが必要であると考えました。
それが産業ケアマネジャーの構想のきっかけです。
次回は介護離職に至るきっかけについてお話致します。